イルカ好きのためのサークル イルカネットの会報より抜粋
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京都のお寺でイルカに逢える!?
「氣とイルカヒーリングセンター」


水族館があるの? それとも個人で飼ってるの? いいえ、イルカはみんなの心の訪れるのです。イルカを窓口に、本来の地球と人間にもどるための情報を提供している、ここは『イルカ人間ターミナル』。

●Mind〜こころ

イルカに関わるグループはイルカネットだけではありません。そんなイルカの会の活動内容や代表の方を紹介するコーナーです。
〒602-8418 京都府京都市上京区寺之内通大宮東入妙蓮寺前町871 玉龍院内
TEL/FAX 075-411-3150 『氣とイルカヒーリングセンター』

もともと、イルカネットを始める前から『氣とイルカヒーリングセンター』の存在は知っていて、どういうグループなんだろう思っていたんです・・・。だって、お寺の中にあるんだもん。イルカと寺ってどう考えても結び付かないでしょ。でも、いろいろ調べていくうちに知りあいになって、イルカ和尚のおかげでえらく人脈も広がってしまったのでした。では、イルカ和尚とはどんなひとなのか。また、氣とイルカヒーリングセンターではどんなことをやっているのか、ちょっと見てみましょう!

●代表・石崎光教さん

 最初、「みっきょう」と読むのかと思ったけれど、「こうきょう」さんとおっしゃいます。石崎師は昭和15年生まれで、実は本場西陣の織り屋さんの次男! 和尚になったのは、奥様の之恵(このえ)さんが玉龍院の娘だったから。石崎師がお寺を継いだのは昭和62年で、そのとき玉龍院は「西陣保育園」を経営していました。当初は子供のために一生懸命努力しましたが、子供不足のため経営が困難になってきて、平成4年にはついに閉園をむかえました。

●不思議な人脈

 「さて、どうしよう」と考えていたとき、たまたま参加した伊豆下田で行われた「医療氣功師養成講座」が、氣とイルカヒーリングセンター開設のきっかけになったのです。そこで出会ったセラピスト、アウェハント・静子さんは、石崎師にイルカ研究家のホーレス・ドップス博士のことを教えてくれました。

●日本初のヒーリングセンター開設

 ドップス博士はドルフィン・セラピー研究の草分けとして世界的に有名な方です。博士は以前から、ドルフィン・セラピーに氣や瞑想を取り入れた「イルカ・ヒーリングセンター」を世界各国に作りたいと考えていました。イルカに魅せられていった石崎師は、博士の構想を知り、玉龍院の中にヒーリングセンターを開設したいと申し出たのです。

●イルカ和尚の誕生

 そして、平成5年11月、ドブス博士をアドバイザーに迎えて、『氣とイルカヒーリングセンター』がオープンすることになりました。「海へ行かなくてもイルカのエネルギーが感じられるスペース」として、現在でも海外のイルカ研究家や、日本各地の賛同者が500人以上もセンターを訪れています。「氣とイルカヒーリングセンターで、イルカネットを知りました」という方からの問い合わせも多いんですよ!

●ヒーリングセンターでできること

 氣や瞑想、ヒーリングに興味がある方は是非訪れてみてください。瞑想中にイルカからのメッセージを受け取る方も多いそうです。予約を入れると2000円(お供料)でヒーリングも受けられます。病気などを直すことが目的ではなく、あくまでも、「この地球に生まれてきた意味を認識してもらうこと」がお坊さんとしての使命だといいます。イルカ和尚にとって、お経もイルカも人を癒すという意味では同じなんですね。案内書の請求は80円切手同封でお問い合わせください。

●こんなメッセージが届いたヨ!

★いよいよ厳しくなった世の中に対応するには、なるべく生活を単純にしましょう。何が大切か。愛と安らぎのほかに、大切なものは少ないです。まず生きるための食料は、その土地にその季節に取れる食べ物だけに。生活の場所も着るものも、種類などを減らして簡素化してください。本当に生きるために必要最小限の生活のエネルギーを使い、地球のためのエネルギーをもっと出してください。私たち動物も一生懸命です。あとは人間が協力するのみです。

★くじらが大きな体でゆっくり泳ぐのは、大きなだけに回りに影響が大きく、大きな体で早く泳ぐと、小さい魚たちが波の影響で危険な目に遭う。
自分の回りのものが、大きな波にのまれたり災難にあったりしたらいけないから、自分の存在を知らすため分かりやすいようにしてあげないと。だから人間も、存在感影響力のある人ほど細心の注意を払って行動したり言葉をかけたりしないといけない。自分に責任をもちなさい。
大きなくじらと小さないわしとは何にも優劣の差はないんだ。ただ今回は 大きくても小さくても神様に選ばれて生まれてきているので精一杯喜んで生きること。いわしがくじらやったらよかったなぁとは決して思ってない。またくじらも自分が偉いんだなとはちっとも思ってない。今回はこういうお役目で生まれてきた、自分の今回生まれてきたお役目を全うすることを喜びとすること。

★自然に対して敏感になるということは、対応能力ができるということですから、つまらない不安から解放されます。そして、済んだことは知恵として、そのひとのものとなっていきます。人間は恐怖不安から解放されなければ本当の幸せに結びつきません。いまを精一杯伸び伸びとおおらかに生きる。そういうことをイルカをはじめとするいろんな動物から学んでください。

これらの記事は1997年〜1998年に発行されたイルカネット会報誌の
記事を編纂したものです。電話番号や住所、水族館の営業情報など
は当時のものです。ご注意ください。

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