イルカ好きのためのサークル イルカネットの会報より抜粋
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イルカの住む島『御蔵島』へ行く

(メンバー:R.Aさん寄稿)

 予定では7月18日から3泊4日の旅だったのですが、なんと台風直撃! 御蔵島には渡れなくなってしまいました……。
 18日(木)、竹芝桟橋発のすとれちあ丸に乗船。友達ふたりと三宅に向かいます。翌日、19日(金)の早朝、三宅島に到着。現地で三宅島からも御蔵島のイルカに会いに行く船が出ていることを知り、早速予約をとる。私たちの船は、午後出発するとのことです。
 約束の時間に港へいくと、思っていたよりも大きな船が停泊していました。定員は約15名、エントリー用のはしごまでついています。船に乗り込み、御蔵島のそばまで行くと、やはり、海は台風の影響で多少のうねりが残っていました。海水も濁っています。
 しばらくすると、2、3頭のバンドウイルカが見えるました。ツアーのお姉さんの「飛び込んでくださぁーい」の声で、みんな次々と飛び込みました。「ピー、ピー」というイルカの声が聞こえたのですが、私は深い海へ初めて飛び込んだという恐怖から息があがってしまい、なかなか深く潜れません。
 船に戻ると、お姉さんに「声が聞こえたということは、すぐそばにイルカがいるはずだから、よく探してごらん」と言われました。次に、また飛び込みましたがドキドキして潜れません。でも、イルカが2〜3mくらいまで近づいてくれたときは、何よりも「安心した」という気持ちでいっぱいでした。
 台風の影響のため、エントリーは3回×5分くらいしかできず、船の上からウォッチングをすることになりました。船を走らせると、イルカたちがついてきて、船が作る波に乗って、ボディーサーフィンをして遊んでいました。それを見ていると、本当に幸せな気分になりました……。
 私たちが楽しんでいるというより、イルカたちが遊んでくれたという方が正しいかも知れません。絶対にもっと泳ぎをマスターして、もう一度イルカたちとたくさん泳ぎたいと思います。本当に貴重で、楽しいひとときでした。
 今回の旅をサポートしてくれたIRUKA Netのみなさん、どうもありがとう!

これらの記事は1997年〜1998年に発行されたイルカネット会報誌の
記事を編纂したものです。電話番号や住所、水族館の営業情報など
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