イルカ好きのためのサークル イルカネットの会報より抜粋
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わたしのかわいいアロワナくん

(メンバー:Y.Kさん寄稿)

 私、実は熱帯魚雑誌に載ったことがあるんです。ちょっとオタクはいってるかな…? 私の場合かなり変わっていて、アロワナ・オタクなんです。
 アロワナのこと知らないヒトが多いと思うんですけど、私が飼ってたのはアジアアロワナ(ワシントン条約によって規制のされている魚で、アジア諸国に分布し、成長するとともに赤や金などの体色が濃くなってきます。大きいものは80cm以上にもなり、薬にちょっと弱く、ちょっと高いです。餌はえび、金魚、コオロギ、カエルなど餌代もかかります)。他にシルバーアロワナ、ブラックアロワナ(中南米、アフリカ生息)バラムンディー(オーストラリア生息)という種があります。最近は結構有名になってきました。
 私とアジアアロワナの出会いは2年前の夏…(私の自己紹介を読んでください)。お客さんの下取りで安く手に入れた血紅龍という系列のアジアアロワナ(42cm)とレッドテール(ナマズ30センチ)とダトニオ(シマダイのような魚15cm)とプレコ(苔を食べるナマズ10cm)を90cm水槽に飼っていました。飼ってる魚、すべてが大型魚だったけど、私にいわせるとみんなかわいい奴らだったんです。
 レッドテールキャットの成長速度ってめちゃくちゃ早いんです。あんまり大きくすると他の魚が食べられてしまうので、餌をちょっとおさえてたんですよ。そしたらプレコがお腹の中に入ってしまい、あまりにも大きな魚を食べたショックでレッドテールキャットも死んでしまいました。この時は本当に悪いことをしたなぁと、心底思いました。
 これで思う存分大きくなってくれという思いを込めて、その後すぐに120cmのデカーイ水槽を買いました。ちょっとずつ入れ替えをしていて、そろそろアロワナを移動しようかと思った矢先のこと…、42cmのアロワナが水槽から姿を消していたんです。私、ビックリして、涙ポロポロこぼしながら、「なぜ、いないの?」と水槽のまわりを探しました。どーしてもどこを探してもいない。この日、用事があった私は、アロワナを見つけられないまま出かけました。
 出先から家にTELをすると母親が「冷蔵庫に入ってるわよ」と…。どうやら、ヒーターの故障で煮えてしまった魚を見つけた父が冷蔵庫に入れたらしい。
 アロワナは剥製になって年末に帰ってくる予定です。今、水草の入った水槽を眺めています。
 120cm水槽どうしよう。


これらの記事は1997年〜1998年に発行されたイルカネット会報誌の
記事を編纂したものです。電話番号や住所、水族館の営業情報など
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