イルカ好きのためのサークル イルカネットの会報より抜粋
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イルカのおびれモノフィン

(メンバー:T.Hさん寄稿)

 イルカが好きでグッズを集めたり、映画を見たり、たまには水族館へ行ってみたりしているうちに、イルカに触れてみたい、一緒に遊びたい(泳ぎたい)と思うようになるヒトもいると思います。さらに野生のイルカを見たり、遊びたいと思うヒトもいるでしょう。
 私自身も例外ではなく、子供たち(小学6年生と4年生)もそんなひとりです。以前よりスノーケリングをしていたため、無理なく野生のイルカと泳ぐこともできそうです。
 その際は、スノーケリングやスクーバダイビングで使用している一般的な2枚フィン(ビーフィンとも呼ばれている足ひれ)ではなく、1枚フィンの『モノフィン』で泳ぎたいと思っています。
 理由は次のような効果を期待しているから……。
 1、イルカの泳ぎに似て、ドルフィンキック(バタフライのキックに類似している)で進めるから。実際に使用したヒトの話では、親近感を持たれるためかどうかわからないが、イルカに近寄りやすいという。
 2、スピードが水泳の約1.5倍も出るので、イルカの泳ぎに合わせることができる(行動範囲が広がる)。
 3、フィンが大きく水を押し退ける効率が良いので2枚フィンよりイルカを驚かせずにすむ。
 『モノフィン』にはこれだけの利点があるのに、トレーニングするチャンスが少ないのです。また日本ではなじみがうすい。でも、世界選手権やアジア大会は2年に1度開催さてれいます。バルセロナオリンピックでは公開競技となっていました。最近のテレビ番組でも放映されていた(TOKIOが使用していた)ように、『モノフィン』は新しいスポーツとして、フィンスイミング大会で最も多く使用されています。

これらの記事は1997年〜1998年に発行されたイルカネット会報誌の
記事を編纂したものです。電話番号や住所、水族館の営業情報など
は当時のものです。ご注意ください。

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