本をつくるにはいくらかかるのでしょうか? 残念ながら、料金表はありません。それはなぜか……。とはいえ、ある程度の目安は必要ですから、ご参考までに私がお引き受けする場合の一例を挙げます。加えて、実際にはどのように費用を調べればよいか、その方法をご紹介します。
部数とページ数が少なければ、コピーしたものを束ねればよいのです。製本だって工夫すれば自分でできます。印刷するにしても、依頼する業者によって値段が高かったり安かったりします。費用を抑えるためにはどういう選択をすればよいか、どんなアイデアがあるか、考えてみます。
ワープロやパソコンで入力したフロッピーを利用すれば、文字入力代が安くなり、間違いも減ります。また、編集や印刷では「DTP」という作業が行われます。その作業と本づくりの関係、フロッピーデータの流れなど、知っておいてソンはありません。「DTP」は個人でもできます。