私の仕事場の日常をつづった“極私的”メールマガジン。 個人事業のDTP業者の生態に興味をお持ちの方は、暇つぶしにご覧ください。 |
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1999年5月12日号 >>>極私的メールニュース発行!<<< 仕事でおつきあい頂いているみなさま、いつもお世話さまです。 仲間と友だちのみなさん、こんにちは。 思いついたら吉日ごとに「月刊ウメザワ」を発行することにしました。 仕事のあいまの一休みに、自宅でおくつろぎの一時に、 目を通していただけたら幸いです。 ●四畳半からこんにちは  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 新玉川線用賀駅から徒歩2分、築30数年の柱の傷も年季の入った木造アパー トの2階に、私の仕事場はあります。マッキントッシュをつかって、印刷版下 (印刷をするための原稿)や版下データをつくる仕事を主としています。 玄関共同・トイレ共同・風呂ナシの四畳半一間。窓がサッシでないから埃が入 るのが玉にキズ。でも、そういう古いひなびた部屋で今風の仕事をするのも、 意表をついていていいかなと。(ホントは家賃が安いから) 四畳半という広さも、1人で仕事をするなら充分です。ただ、ここにパソコン 3台と17インチディスプレイ2台、プリンタにスキャナにファクスに・・・・と あると、さすがに狭さは否めません。ゆえに機器の配置が難しく、主に使って いるパソコンデスクをちょっと動かしたいと思っても、もう一つのパソコンラ ックや補助テーブルの位置までが、ほとんど玉突き状態で動きます。 気持ちよく作業ができるようになるまで、まだ何回か玉突きをしそうな気配で す。 ●この夏の乗り切り作戦に悩む日々  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ その仕事場は、南向きと西向きに窓があります。冬場は明るく、日も射して暖 かかったけれど、夏場の陽差しは大きな脅威です。しかも南の窓の下は、1階 の大家宅のトタン屋根。熱したフライパンがあるようなものです。 4畳半はクーラーをかけるほどの広さじゃないし、だいたいクーラーなんか設 置したら壁が落ちてきそうでおっかない。といっても扇風機だけでは心許ない。 夏を目前にして、どうしたものかと頭を悩ませています。乞名案。 ●子どもたちの演奏に圧倒される  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ このあいだ、チケットをもらったので、細君とチビ(女・3歳半)と一緒に 「童謡コンサート」に行きました。 だいたい想像どおりの内容で、ボニージャックス(だったか?)やかつて「お かあさんといっしょ」の歌のお姉さんだったという女性が出てきて、童謡や世 界の名曲みたいなのを歌います。うちのチビさんも「筑波山麓合唱団」のゲロ ゲロダンスや、童謡メドレーを喜んでいた様子。 大人が一番喜んだのは、「マリンバポニーズ」の演奏でした。パンフレットに は「6歳から12歳の児童によるマリンバ・アンサンブル」とあったので、ど うせ学芸会みたいなもんだろうと思っていたら、演奏がはじまり口あんぐり。 とても巧い。「道化師の“ギャロップ”」やハチャトゥリアンの「つるぎの舞 い」といった曲を、10何人かのちびっ子たちが、一糸乱れぬ見事さで演奏しま す。しかも指揮者がなく、リーダーの合図とともに全員が体全体をたてゆれさ せてリズムを刻み、その躍動感にただ圧倒されるのみ。正確でものすごく細か いソロ演奏があるたびに、場内がどよめきました。「カーネギーホールをはじ め各国の名ホールで演奏会を行った」というのもハッタリではないようです。 子どもたちの懸命でけなげで上手な演奏を目の当たりにして、はからずも目が 潤んでしまった3歳の娘の父でした。 この5月21日(金)に東京芸術劇場でこの子たちのコンサートがあり、私は 足を運ぶつもりです。もし興味をもった方があれば、いっしょにいきませんか。 ??? アドバイスください ??? このニュースを複数の人に送るのに、1.「宛先」をそれぞれの受取人にして、 2.他の人のアドレスは表示しない(つまり「CC=カーボンコピー」では送ら ない)ようにしたいのですが、私が使っているメールソフト「アウトルック (マッキントッシュ版)」では、グループ指定をしてその全員に上記の条件で 送るという機能がありません。しかたがないので、今回はそれぞれのアドレス 宛にメールをつくっています。(Bcc でのテストはうまく行かなかった) 「ぼくが使っているメーラーなら、それできるよ」「アウトルックでもこうす れば大丈夫」など、ご存じのことがあればお教えください。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今回は読みたいも読みたくない尋ねないまま勝手に送らせていただきました。 「仕事場にこんなの送るな」「今後はいらない」と思われたらごめんなさい。 下記までメールで叱責くだされば、次回以降はご迷惑かけないようにします。 ご意見ご感想、他人に知らせたい情報・聞きたいこと等もお待ちしています。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ *次回の発行日は未定です。「月刊」というタイトルに意味はありません。 (C) UMEZAWA Hiroshi 1999年8月18日号 >>> 極私的メールニュース第2号!<<< 仕事でおつきあい頂いているみなさま、いつもお世話さまです。 仲間と友だちのみなさん、こんにちは。 思い立ったら吉日発行の「月刊ウメザワ」です。 創刊号発行からはや3か月。どこが「月刊」なんだか、 自分のネーミングセンスには苦笑するしかありません。 ●暑い暑い、でも涼しい  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 夏真っ盛りの昨今。わが仕事場には相変わらず冷房がないので、冷えすぎの 心配がありません。空気の乾燥とも無縁で、これはなかなか体に優しい環境 じゃないか、と思ってないとやってられません。 「月刊ウメザワ」創刊号を読んで、「窓型のクーラーをあげようか」と言っ てくれた人がいて、かなり真剣に検討もしました。でも、いかんせん狭い室 内、機器の配置がどうしてもうまくいかないのと、ブレーカー(安全器)の都 合で、20アンペア以上で契約するなら工事が必要とわかったこととで、窓型 クーラーは丁重にご辞退申し上げました。 いま仕事場には冷風扇といいまして、仕組みはやっかいなので説明しません が、室温よりちょっぴり涼しい風が出てくる、箱形の扇風機みたいなものがあ ります。真夏の真っ昼間も窓を開け放ち、そいつをガンガン働かせて過ごして います。 こういう環境で過ごしていたら、陽が雲に陰ると案外過ごしやすいものだと か、夕立のあとに急に涼しくなってきたとか、そんなことにありがたみを感じ るようになりました。 ただ、以前は用事もないのに顔を出していたお客さんが、最近ちっとも来て くれません。暑いからでしょうね、たぶん。 ●コンピュータが熱に弱いのを実証!?  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ その暑さのせいか、マッキントッシュの調子がよろしくありません。 作業中に突然起動ができなくなり、考えられるだけの手を尽くしてもどうに もならない事態に陥りました。バックアップデータは取ってあったので、予備 のマックで作業は続けましたが、メインの機械を新たに買わなきゃダメかな と、最悪の事態まで考えました。 それで、万一に備えて大金(ってほどでもないけど少なくない額)を財布に 忍ばせ、修理センターに持ち込んだところ、担当者はいろいろといじくった末 におもむろにメモリを引っこ抜く。するとあら不思議、マックは無事に起動し たのです。結局、最後に増設したメモリに異常が生じたと診断されました。そ の診断料、7000円+消費税ナリ。 問題のメモリをメーカーに送り、折り返し新品が送られてきたころのこと。 どうも動作が不安定だと思っていたら、またもや起動しなくなりました。再び 修理センターに持ち込んだら、こんどは内蔵ハードディスクが死んだとのこ と。しょうがないので、新しいHDを買ってきて入れ替えました。OSのイン ストールやフォントのダウンロードにまる1日ついやして、ようやく回復。 500メガの貧弱HDから4ギガになり、アクセス速度も速くなって、環境が 向上したのは不幸中の幸いです。 知り合いに聞いたら、「SCSI機器(ハードディスクなどの周辺機器)は 熱に弱い。うちも冷房を入れないと動かないことがある」。この先、残暑が厳 しくないことを祈る昨今です。 ●チビが描いたウサギの絵  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 細君が買い物をするときなどに、ときどき仕事場で時を過ごすうちのチビ (まもなく4歳)。まともに相手していると仕事にならないので、予備の機械 に電源を入れて、イラストソフトで遊ばせています(アドビ・イラストレー ター5.5J)。立ち上げたり、メニューを選んだりするのはまだできないけれ ど、筆を使ってなにやら描いたり、色を変えたりは、いつの間にやら自分です るようになりました。 先日は、しばらく独り言を言いながら遊んでいて、「見て見て」というので 見てみると、うちでサインペンで描いたのと同じようなウサギの絵を描いてい ました。出来不出来はともかく、まだ合計で3時間も触っていないソフトで も、紙に描くのと同じような絵を描くのだなと関心しました。 ぼくはイラストレーターで図をつくったりトレースをすることはあるけれ ど、いわゆる「絵」を描いたことはありません。その点に関しては、チビのほ うがぼくより先をいっています。 +−−−−−−−−−−−−−+ | 用賀周辺いろいろガイド | +−−−−−−−−−−−−−+その1 用賀ラーメン事情 用賀界隈は、どういうわけかラーメンのレベルが高いです。これまであちこ ちのラーメン屋で食べましたが、はずれかなと思ったのは1件だけでした。で もそこも、もう何十年も値段据え置きという感じで、ラーメン一杯400円台 だからしょうがない。とはいえ、400円台にしてはまずまずのものを出す店 もあり、なかなかあなどれません。 チェーン店は2、3件しかなく、それらはだいたい予想どおりの値段と味。 健闘しているのは個人店です。路地裏に入ったところの小さいラーメン屋は、 常連さんでいつもいっぱい。太麺・細麺が選べ、スープもきちんととってい て、値段は550円か600円。あっちの店のチャーシューはたぶん手作り で、それがうまくて500円。コイン1個でうまいラーメンが食えれば上出来 です。 駅に立派なビルができ、周辺でも工事が途絶えることのない用賀のまち。あ ちこちの現場をわたり歩く職人さんで昼時はにぎわいます。変なものを出して いたら、そんなお客さんが寄りつかなくなるのかもしれません。 このあいだ、昼時にいつも行列ができていたラーメン屋が閉店しました。ど うやら競争は厳しいみたいです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今回も読みたいも読みたくない尋ねないまま勝手に送らせていただきました。 「仕事場にこんなの送るな」「今後はいらない」と思われたらごめんなさい。 下記までメールで叱責くだされば、次回以降はご迷惑かけないようにします。 ご意見ご感想、他人に知らせたい情報・聞きたいこと等もお待ちしています。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ *次回の発行日は未定です。「月刊」というタイトルに意味はありません。 (C) UMEZAWA Hiroshi 1999年9月14日号 仕事でおつきあい頂いているみなさま、いつもお世話さまです。 仲間と友だちのみなさん、こんにちは。 思い立ったら吉日発行の「月刊ウメザワ」です。 今回は「強化月間」ということで、仕事を入れるのをやめて 集中的につくりました(ホントは暇があっただけ)。 ●ほんのわずかな変化でも  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 朝晩に涼しさを覚えるようになったこの頃。残暑を乗り切ったかとほっとし てると、突然蒸し暑い日がやってきたりで、いまひとつ気が抜けません。 熱で(?)いかれたハードディスクを入れ替えたマッキントッシュは、その 後順調に動いています。アクセス速度が速まったため、アプリケーションの立 ち上げやファイルを開く動作が速くなり、かなり快適になりました。 そのマック、以前は別のパソコン本体の上に無造作に積み上げておいたので すが、小さな棚に乗せて別のパソコンとの間に隙間をあけ、少し風通しをよく しました。熱対策のつもりですが、周辺が整頓されてちょっぴりオフィスっぽ い気配になりました。 また仕事を手伝ってくれる人がときどきくるようになったため、予備のマッ クも置く向きを変えて使いかってをよくしました。 どちらもほんのささいな移動なのですが、先日訪れた人は「配置換えしまし た?」と部屋に入るや否や気づいた様子。 狭い部屋なものだから、機械の位置を少し動かしただけでも、全体の雰囲気 が変わっているのでしょうね。 ●看板づくりの副業開始!?  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「強化月間」活動の一環として、まるまる1日かけて看板をつくりました。 近所の建材屋さんで畳1枚ぶんくらいの巨大なプラスチックボードを買い、 高さ40センチ、幅170センチにカット。プリンタで拡大出力した文字を油 性ペンでトレースして輪郭を描き、そのあとでアクリル絵の具で黒く塗りつぶ す。白の油性ペンではみ出しを消したら、周囲に穴をあけて窓の手すりに針金 で止めて、完成です。 トレースの作業に思いのほか手間がかかり、途中で「もうやめた!」とも思 いましたが、作業途中のデカプラ板を放置しておく場所もないので、しょうが ねえなとやりとげました。 仕上がりはまずまずで、もっと数をこなして輪郭の線が震えないようになっ たら、看板屋としても仕事ができるかなと、ひとり悦に入ったりしています。 もともと、こんなふうに何かをつくることが好きで、その延長で印刷物をつく る仕事をしているんですね。 あいにく窓は人通りが少ない通りに向かっているので、看板を見て仕事が舞 い込んでくる可能性は小さいでしょう。でもまあ、何らかのアピールになれば いいかと思っています。 ちなみに、看板に記した文字はこんなものです。 自分史・自費出版・ミニコミ・会報 お手伝いします。 編集・DTP うめざわひろし 5716-5262 ということで、みなさんにおかれましても、もし上記のような仕事がありま したらご紹介ください。 ●四畳半に掃除機をかけてもすぐ終わる  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「強化月間」活動第3弾として、仕事場に縦型の掃除機を導入。ただいまク リーンアップ作戦を展開しています。 というのもわけがあって、うちのチビも細君もぼくも、どういうわけか8月 末ころから発疹が生じて、痒い痒いになったのです。これはきっと家ダニのし わざに違いないと、家ではカーペットの入れ替えを画策。仕事場も、(ごくた まに)使っていた「ころころカーペット」だけでは不充分だということで、掃 除機を買ってまめに掃除せよとの指令が下されたのです。 その後の皮膚科の診断によって、発疹の原因はダニではなく毛虫(たぶんチ ャドクガ)によるものらしいとわかりました。うちのアパートの庭に面した一 戸建ての庭にツバキの木があって、どうもそこに毛虫が発生したようです。先 週末、屋外で殺虫剤らしきものを撒いている音がしていたから、おそらく間違 いないでしょう。 発疹はダニとは関係ないみたいだけど、ぼく以外の人にはわからない「雑然 と整頓された状態」からの脱却のためにも、やはり掃除機は必要との天の声。 掃除機をかけてさっぱりしたところで、ついでに買ったハーブの香り付きロ ウソクを灯したりして、雰囲気だけは優雅になった我が仕事場です。 □□□□□□□□□□□□□□□ ■ 用賀周辺いろいろガイド ■ □□□□□□□□□□□□□□□ 《その2・「いらか道」の知られざるオブジェ》 仕事場の最寄り駅、新玉川線の用賀駅は、都立砧公園緑地の最寄り駅でもあ ります。 砧公園は、かつてはゴルフ場だったところを公園に整備したもので、広々と した芝生広場と、野趣にあふれる広葉樹の木々が見事です。またたまに、古代 中国の遺跡からの出土品の展示とか「ゴッホ展」といった大型企画展を開催し 、多くの人が集まる世田谷美術館もあります。 用賀の駅前からこの公園まで続く遊歩道は「用賀プロムナード」または「い らか道」と呼ばれ、屋根瓦の素材でできたレンガ状のブロックが敷き詰められ ています。途中に水の流れがあったり、ベンチがあったり、小さなステージみ たいになっているところがあったりと、趣向を凝らした道路です。(クルマの 通行が禁止されていないのが難点) そのレンガのなかに、百人一首の和歌が刻まれたものがあるのは、たいてい の人が気づきます。でも、もっと面白いものがあるのは知られていません。ぼ くもこのあたりに数年以上住んでいますが、最近になってうちのチビが発見す るまで知りませんでした。 それは、コンクリート地に小石を埋め込んで模様にしてある道脇の階段状の 部分に、子どもがつくったと思われる直径3センチくらいの猫の顔とか人の顔 が、埋め込まれているのです。中には小石を並べて魚のかたちになっているも のもあります。チビに言われて探してみたら、そこにも、ここにもといった具 合に、たくさんの数があって驚きました。 たぶん、この道を整備するにあたって、地元の小学生にそういったものをつ くらせて埋め込んだのだと思います。こっそり紛らせておくなんて、なかなか 優れた遊び心です。 砧公園や世田谷美術館に足を運ぶ機会があれば、猫の顔を探してみてはいか がでしょう。ヒントは、用賀駅から歩いていって、最初の信号を渡った水の流 れの脇です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今回も読みたいも読みたくない尋ねないまま勝手に送らせていただきました。 「職場にこんなの送るな」「今後はいらない」と思われた方は、お手数です が下記までご連絡ください。次回以降はご迷惑をおかけしないようにします。 ご意見ご感想、他人に知らせたい情報・聞きたいこと等もお待ちしています。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ *次回の発行日は未定です。「月刊」というタイトルに意味はありません。 (C) UMEZAWA Hiroshi 1999年11月11日号 仕事でおつきあい頂いているみなさま、いつもお世話さまです。 仲間と友だちのみなさん、こんにちは。 思い立ったら吉日発行の「月刊ウメザワ」です。 月刊誌の年末進行(年末は通常よりスケジュールが早い)を目前に控え、 ただいまつかの間の平穏時です。 ●フリーとなってはや1年  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 前の勤め先から機械をもらって今のアパートに運び込んだのが昨年11月。早 いもので、もう1年たちました。 この間、おれは何していただろう……と思い起こせば、前の勤め先から引き 継いできた定期物の仕事をし、仲間の仕事を手伝ったり、機械のトラブルに悪 戦苦闘しているうちに、あっというまに1年たったという感じです。 営業面が弱いため、新規のお客さんはあまり増えていませんが、新しいお客 さんには学会誌の組版をやらせてもらったし、自分史も1件手がけたし、初年 度にしてはまあまあかなと思います。 パソコンショップにもときどき通い、少しずつ周辺機器も揃えました。とり あえず一通りの作業がこなせる環境です。 まあ食いっぱぐれもなくよくもやってこれたものだと、しみじみと思うこの 頃です。 ●設備投資をすべきか否かに迷う日々  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 先日、友人の家に遊びに行ったときのこと。友人がインターネットのホーム ページにアクセスするのをみて、画像がダーッと表示されるのに驚きました。 ぼくが使っているマックだと、ダラッ、ダラッ、ダラッ、と表示される。なん ということだ。 と思っていたら、またある日、お客さんを訪ねたときにマックを借りて作業 してみたら、その処理の速いこと速いこと。「おれはこれまで何をしていたん だろう……」と愕然としました。 このところマッキントッシュは次々と新機種を発表し、いまやG4とかいう 超高速処理の時代に突入しています。そんな時代に、2世代くらい前のPower Mac で仕事をしていていいのだろうかと自問自答。 一通りの設備投資は済んでいるし、機械を追い求めたらキリがないと考えて いたけど、この際もちっとましなマシンを買っちゃおうかと、マック雑誌で価 格チェックをしながら悩んでいます。 ●これはリサイクルか、紙の無駄遣いか  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 仕事場で日々発生する校正紙の山。「パソコンが普及したらペーパーレスに なる」という説がかつてあったのが信じられないくらいです。紙にプリントし て確認する、という人間の習性は、パソコンの普及くらいでは変わらないもの ですね。 それにしても、紙の大量消費は地球環境によくないです。でも出版・印刷に 関わる仕事をしてればこれは避けられない。どうしたものだ、と思うところに 現れた救世主は、うちのチビでした。 4歳になりますますお絵かきに熱が入るうちのチビ。クレヨンやエンピツで 連日何枚もの絵を描いています(「なんじゃこりゃ?」というものばかりです が)。そこで試しに校正紙をドカッと持ち帰ったら、嬉々として喜び宝物入れ の引き出しにしまったので、大事に使うのかと思いきや、豊富にあるのをいい ことに、お絵かきの大量生産が始まったのです。 近頃は、お絵かき用紙がなくなると、「紙をもってきて」とわざわざ仕事場 に電話をかけてよこす始末。自分が撒いた種だからやむをえないと、カッター 台で校正紙を切りそろえて持ち帰ります。今も紙を切りながら、「おれはいっ たい何してるんだろう」と、つくづく思ったところです。 □□□□□□□□□□□□□□□ ■ 用賀周辺いろいろガイド ■ □□□□□□□□□□□□□□□ 《その3・旧き用賀を今に伝える? 石碑の数々》 ある日、用賀のまち角で小さな石碑を発見。真新しい石碑には「火の見やぐ ら跡」と刻まれていました。ほほう、ここには火の見やぐらがあったのか、い つ頃まであったんだろう、と説明文を探してみたけど、碑の脇の面には「世田 谷区 玉川地団協」とあるだけで、なんの説明書きもありません。昔の用賀を 知っている人なら、往時を偲んで懐かしく思うかもしれないけれど、ぼくのよ うな新参者には、これじゃあほとんど意味がありません。 仕事場に通う道の途中にあったのは、「洗い場跡」という石碑。そこはかつ ては川だったらしい暗きょのきわだから、何かを洗う場だったのでしょう。で も、果たしてなにを洗ったのか。洗濯物か、農作物か。共同の場か個人の場所 か。そういう解説はなんにもなく、ただ「世田谷区 玉川地団協」です。 別の場所では、「用賀六条通り」という木製の看板を発見。気にかけてみる と、「一条通り」とか「八条通り」とかの看板もありました。どうも十条くら いまであるみたいです。でも、それらの通りが以前からそう呼ばれていたのか 、最近名付けられたものなのか、やっぱり説明がないのでわかりません。 石碑や看板をつくった主体がどういう人たちか知りませんが、もう少し気の 利いたものをつくれなかったのかしらん。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今回もこれまでどおり、要望も尋ねないまま勝手に送らせていただきました。 「職場にこんなの送るな」「今後はいらない」と思われた方は、お手数です が下記までご連絡ください。次回以降はご迷惑をおかけしないようにします。 ご意見ご感想、他人に知らせたい情報・聞きたいこと等もお待ちしています。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ *次回の発行日は未定です。「月刊」というタイトルに意味はありません。 (C) UMEZAWA Hiroshi |
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